猫どおり

猫様の言う通り。

アイリスオーヤマ*「上から猫トイレ」を半年使って

昨夏、設置している猫用のトイレの一部を新しくしました。

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※翌日訂正:旧トイレについて「デオトイレ」と表記していましたが、よく考えたら先代は「ニャンとも清潔トイレ」でした。完全に勘違いでした。ごめんなさい…。


新しく買ったのは、アイリスオーヤマが昨年発売した「上から猫トイレ」。

その名のとおり、深さのある本体の上部に、猫が入るための穴がある形状。この深さのおかげで砂の飛び散りが最小限に抑えられるというコンセプト。

こういう商品はこれまでにもいくつかありましたが、総じて高価だったため気軽に試せませんでした。新発売の「上から猫トイレ」は、お手頃価格(ネット通販だと、現在2000円台)に対して見た目がすっきりしているところを気に入って注文しました。


入れ換えたいと思ったのは、システムタイプのニャンとも清潔トイレ。

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これはこれで猫たちも慣れて使ってくれているしメリットも多いのですが、色々試したい気持ちもあって、まずは一部を交換する目的で。


セット内容は本体(上下)とスコップ、そのスコップを取り付けるフック、あとは取説が一枚です。

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スコップのフックは、本体の端に取り付けるようになっていました。

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くぼみの部分に…

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付属の金具をカチッと押し込めば完了です。

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一度はめ込んだフックも簡単に取り外し可能。また外側にかけることもできましたが、私は内側のほうが衛生的だし使い勝手がいいかなと思いました。

付属スコップの目は中くらい。小粒の砂(たとえばデオサンド・トフカスなど)ならふるい落とせますが、大粒の砂は通りません。基本的に固まるタイプの砂なら何を入れてもよいので、スコップとの相性を見ながら砂を選ぶか、ハンドル部分に引っかける穴のある好みのスコップと交換してもよさそう。


本体サイズは縦長のせいで大きく、ちょっと圧迫感が増したように感じましたが、幅や奥行きはニャンとも清潔トイレと大差なく、もともとのトイレ設置場所にそのまま置けました。

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  • 上から猫トイレ:幅約41×奥行約53×高さ約37cm
  • ニャンとも清潔トイレ:幅40×奥行き55×高さ26cm
  • デオトイレ:幅約40×奥行約52.5×高さ約26cm

どちらも体重8kgの猫まで対応です。


うちの猫たちは最大体重でも6kg台なので、サイズ的には問題ないはずですが…気がかりなのは性格的な問題。「上から」というのはほとんど経験がなかったのでどうかなと思ったけれど…

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意外にも、すんなり。

砂もこれまで使っていなかった新しい砂を同時に試すことにしてしまったので、しばらくは外側から様子を見ながらぐるぐるしていましたが、翌日にはほとんどの子が使っていました。ちゃんと「トイレ」と認識してくれるのはすごい…本能でしょうか。

しかも、隣にこれまでどおりニャンとも清潔トイレを設置しておいたのですが、そちらはほとんど使ってもらえず…一週間くらいで無視されるようになったので、撤去することに。完全に、それも簡単に、新しいトイレと入替えが完了しました。

補足ですが、本来猫用トイレは猫数と同数設置(洗い替えに+1)が理想とされていますが、うちの猫たちは同じトイレを使いたがる子も複数いて、今はちょっと少なめに設置しています。


実際の使い心地(人間目線)としては、これまでより砂の飛び散りが減りました!

トイレ本体は過去に20種類くらいは試してきて、中でも「飛び散り軽減」トイレには色々な可能性を感じていたのですが、それぞれにデメリットもありまして…

  • 上部を覆うフードつき
    結局出入り口付近から砂が飛び散る
    出入り口に扉(押すだけで開閉する)があるタイプだと入らない子がいる
    長時間掃除を怠ると(一日留守にすると)ニオイがこもる
  • 通路が入り組んだもの散らかりにくいネコトイレなど):
    メンテナンス(丸洗いなど)が大変
    性格的に入らない子/サイズ的に入れない子がいる
  • おまるタイプキャットワレ節約簡単ネコトイレなど):
    砂に触れないためトイレだと認識できない子がいる
    砂かきをしたい子は不満そう(わざわざ手を突っ込んでしまう子も)
    製品によってはメンテナンスが大変
  • トイレシート(砂なし)
    大半の子が拒否&粗相につながってしまう

この「上から」のタイプは飛び散りゼロとはいかなかったものの、一番シンプルで効率的だと思いました。何よりお手入れが簡単。


この半年で何度か丸洗いもしたのですが、本体の底にはほとんど凹凸がなく、つるりとした形状は最高です。崩れた砂(粉)も入り込む場所がないため水洗いも楽にできるし、こまめに砂を全交換しつつ、内側の「拭き掃除」というのもあっという間でした。大きなものを洗う水仕事が辛い冬には、ありがたい存在。

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ただ上に載せる蓋に関しては、強度(8kgの猫が乗ることを想定した)のためもあってかかなりの凹凸が。

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とくに溝の端が鋭角でどうしても砂(粉)が入り込んでしまうので、水洗いしないときはブラシなどが必要でした(写真でも入り込んだままでごめんなさい)。

更に、蓋裏にも凹凸が。

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とは言え、内側から見ると「天井」になるこの部分が汚れることはこの半年ほとんどなく、全体的な掃除のしやすさは、これまでの「飛び散り防止トイレ」の中では断トツでした。


それからデメリットと言えるかわかりませんが、ときどきあった失敗が…

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※画像は悪い例。肉球がしっかり見えている状態が正解。

上蓋は三ヶ所の凹凸をかみ合わせて固定するのですが、うっかりずれたままセットしてしまうと、蓋の上に乗った猫が、落とし穴にはまったかのように落ちます。

この失敗は人間が注意さえすれば起こらないかなと。慣れない頃に何度かやってしまったので、今は掃除のたびに気をつけるようになり、その後は猫が蓋の上に飛び降りるようにドーンと乗っても落ちたことはありません。

ただこの失敗を経て気がついたのですが、このトイレ、蓋がしっかり固定できなくなったときが買い替え時かもしれません。猫用トイレはメンテナンスや設置場所(紫外線が当たらないようになど)さえ気をつければそうそう劣化しないものだと思っていますが、このトイレ構造に関しては未知数でした。


またこれもデメリットではないかもしれませんが、猫の年代や健康状態、性格によっても向き不向きがありそうです。

飛び乗れないような子猫には使えませんし(仮に入れても出て来られない)、脚の悪い子、そもそも気難しい子にも難しそう。

うちの子も現在このトイレを使っているのは足腰ともに健康な成猫ばかりです。このメンバーは、適応力も高いほうかなと。加齢とともにまたトイレの見直しが必要になるかもしれないな…と思いながらの採用でした。


それでも今の結論として、買い替えてよかった!

  • お手入れ(排泄物の除去・丸洗い・拭き掃除・砂の全交換)が楽になった
  • 内側に排泄物(小)が入り込むスキマはほとんどなく衛生的
  • 深さのおかげで砂・埃の飛び散りがかなり軽減(周囲の掃除も楽に)
  • 人目(お客様の目)に触れても中まで見えにくい

そして何より…

  • 猫たちが気に入ってくれた

これが一番嬉しかったです。


候補になった類似トイレ

類似の商品は最近よく見かけるようになりましたが、私が検討したものをまとめました。

petio necoco「上から入る猫トイレ」

当初購入しようと思っていたのが、petioから出ていたネココ。

ちょうど悩んでいた矢先に今回のトイレが発売され、見た目的な好みを理由に検討しなおしました。内側の接続部が低い位置にあるので、そこに汚れが入り込んでしまいやすそうなのがデメリットかなと。

ただ「もしこのタイプを使ってくれなかったら」と考えると、ネココのほうが上部のカバーを取り外して普通のトイレとして使えるため、「試す」ハードルが下がる気がします。また子猫時代は下だけ、成長したらカバーをかぶせて、といった使い方もできそうで便利だな…と考えると、いつかは試してみたいです。

ベルギーSAVIC キャットリッター

予算より少しオーバー…でもデザイン的に一番迷ったのがこちらのトイレ。

色合い、形状的にとても好みでしたが、ベルギーのメーカー製だからかあまり情報がなく…使い勝手は元より、スコップ別売りなどの細かい点が気になってこちらも保留にしていました。

Modkat

グッドデザイン賞受賞。同じコンセプトの中で、一番ほしかったのがコレ。

デザイン的に一番好きでしたが、保留にしていた理由は、いかんせん「高い!」これに尽きます。三万円の猫トイレは、半額セールでも気軽にはチャレンジできません(使ってくれる確信もなかったので)。

パイオニア トップボックス

Modkatに似ている…という理由で気になったトイレ。

正直、最初は違う商品だと気づかなかったくらい。スコップのシンプルさやインナーボックスの色合いなどはこちらのほうが好きなので、せめて半額なら買っていたかもしれません。猫用トイレ、どうしてこんなに高いの。


現在はこの他にも選択肢がたくさんあります。

でもこの形状(上から入るタイプ)が初めての場合は、お試し感覚で安いものから…のほうが安心かなと思いました。